扉の開いてる籠の鳥
先日削ろう会を楽しんだその足でさらに遠出してみました。みちのく山形県と秋田県の県境にある鳥海山。標高2236m周囲に山々が無い単独峰でその存在感かなりのもの。制覇してやりますよ。まかせろー!
今回は無料化されて久しい鳥海ブルーラインの中腹、大平登山道からのアプローチ。登山口は標高1080m、7:20に登山届けを出し出発!すでに紅葉真っ盛りの木々の中は秋を満喫させてくれます。
振り返るとそこには開けた日本海。岐阜中心の山々を登ってる自分としてはすごく新鮮な登山になりそうです。鳥海湖(別名鳥ノ海)は欠けた月の様な奇麗な形。途中出会った地元の登山客が「おとつい鳥海山で初雪が降ったんだ」と教えてくれた。(流石は東北だ、山頂は寒そうだな〜)と、このときまだ自分は鳥海山を甘くみていました・・・。
8:40中間の御田ヶ原までくると風がでてきました。朝露が凍ってますが体は暖まっていてそれ程寒くもない。さぁ先を急ごう。
北斜面だからなのか一面の並木も凍ってる。なかなかの絶景ですよ!高所は霜が下りてますがまだまだ、山頂付近はこんなのじゃ無かったです。
はい、でました山頂付近の大物忌神社。もう初雪とかカワイイもんじゃ無い。標識・目印も雪かぶって見つからない、うっすら浮かぶ足跡が頼りです。テンション上がるけどノーマル装備ではそろそろ不安が・・・。
10:00鳥海山制覇です。単独峰だけあって開けた視界が目を奪い寒さも忘れます。頂上からは雪の白と下界の紅葉との色のコントラストがめっちゃ奇麗でした。いい時期に登れてラッキーでしたよ。
下山途中相棒の靴が無惨な姿に。今年一年どこの山にいくにも一緒でした。ありがとう、そしてお疲れ様・・・。もう2、3山を回って帰る予定でしたが一旦帰路につきます。
鳥海ブルーラインから見える景色。車でこれるし眺めもいう事無いです。またきたいですね鳥海山。
今回は無料化されて久しい鳥海ブルーラインの中腹、大平登山道からのアプローチ。登山口は標高1080m、7:20に登山届けを出し出発!すでに紅葉真っ盛りの木々の中は秋を満喫させてくれます。
振り返るとそこには開けた日本海。岐阜中心の山々を登ってる自分としてはすごく新鮮な登山になりそうです。鳥海湖(別名鳥ノ海)は欠けた月の様な奇麗な形。途中出会った地元の登山客が「おとつい鳥海山で初雪が降ったんだ」と教えてくれた。(流石は東北だ、山頂は寒そうだな〜)と、このときまだ自分は鳥海山を甘くみていました・・・。
8:40中間の御田ヶ原までくると風がでてきました。朝露が凍ってますが体は暖まっていてそれ程寒くもない。さぁ先を急ごう。
北斜面だからなのか一面の並木も凍ってる。なかなかの絶景ですよ!高所は霜が下りてますがまだまだ、山頂付近はこんなのじゃ無かったです。
はい、でました山頂付近の大物忌神社。もう初雪とかカワイイもんじゃ無い。標識・目印も雪かぶって見つからない、うっすら浮かぶ足跡が頼りです。テンション上がるけどノーマル装備ではそろそろ不安が・・・。
10:00鳥海山制覇です。単独峰だけあって開けた視界が目を奪い寒さも忘れます。頂上からは雪の白と下界の紅葉との色のコントラストがめっちゃ奇麗でした。いい時期に登れてラッキーでしたよ。
下山途中相棒の靴が無惨な姿に。今年一年どこの山にいくにも一緒でした。ありがとう、そしてお疲れ様・・・。もう2、3山を回って帰る予定でしたが一旦帰路につきます。
鳥海ブルーラインから見える景色。車でこれるし眺めもいう事無いです。またきたいですね鳥海山。
PR
10月10日と11日に新潟は三条市にて削ろう会第24回大会が開かれました。上條先生も参加されるらしくお邪魔してみました。
はて、削ろう会?って方もいるでしょう。削ろう会とは大工道具の鉋を用い、より薄く、より幅広く、より長い鉋屑を出そうとする職人の集団です。
三条市に入るととこどこに削ろう会の看板が、迷う事もなく会場へ。会場内には枕木が並列されており削り材は各自で用意するらしい。やっぱり先生は木曽檜の大トロ持参だろう。
とはいっても初日は鉋削りではなく3つの特別競技がおこなわれました。
まずは左写真の釘一発打ち込み。先端だけちょい刺した釘をズガンと一撃で沈める競技。自分もやってみたが釘が折れ曲る。
中央写真がノミ十字穴あけ。メスを渡されノミで現物合わせの穴あけです。今は機械で一瞬の時代ですが手仕事となると職人でも30分以上かかる仕事です。
最後に右写真の鋸留め切り競技。そのまんま鋸で留めにきり枠をつくります。シンプルなだけに誤魔化しがきかないかも。優勝者はめちゃきれいな仕上がり、自分と同じぐらいの歳の大工さんでズバ抜けて上手でしたよ。
さぁいよいよ2日目、大将の大鉋パフォーマンス。平然とひいてますが相当抵抗が強いらしい。てか鉋身どーやって研いでんすか?何か腱鞘炎なっちゃいそう。これだけ幅広の板目材だと反りの力もハンパ無いので補強のサネが必要みたいです。大鉋の重量も相当、スケールがちゃいます。
先生の寸八鉋がズラーリ。手前の削ろう会と銘の入っている鉋身は碓氷健吾氏がうったらしい。先生は殆ど競技には参加されず鉋仕込み方を教えてたり、見学者にガンガン鉋ひかせて楽しんでいました。自分も実際初めて先生の鉋をひかせて頂きまたよ!何と言うか鉋が吸い付く感じ、削り肌もテラッテラ。右の写真が4ミクロンの鉋屑。もうピンとこない数字ですわ、鰹節も真っ青。鉋身、鉋台、砥石、木材、そしてそれを生かしきれる技術があってこそのこの削り屑。屑がその人を語る。
”削ろう会”職人ばかりで固そうなイメージありましたけど実際オープンで互いに技術を認め合い和気あいあいとした雰囲気です。最初自分は緊張しまくってガチガチでしたけど上條先生は変わらず気さくで上松そのままな感じでした。
はて、削ろう会?って方もいるでしょう。削ろう会とは大工道具の鉋を用い、より薄く、より幅広く、より長い鉋屑を出そうとする職人の集団です。
三条市に入るととこどこに削ろう会の看板が、迷う事もなく会場へ。会場内には枕木が並列されており削り材は各自で用意するらしい。やっぱり先生は木曽檜の大トロ持参だろう。
とはいっても初日は鉋削りではなく3つの特別競技がおこなわれました。
まずは左写真の釘一発打ち込み。先端だけちょい刺した釘をズガンと一撃で沈める競技。自分もやってみたが釘が折れ曲る。
中央写真がノミ十字穴あけ。メスを渡されノミで現物合わせの穴あけです。今は機械で一瞬の時代ですが手仕事となると職人でも30分以上かかる仕事です。
最後に右写真の鋸留め切り競技。そのまんま鋸で留めにきり枠をつくります。シンプルなだけに誤魔化しがきかないかも。優勝者はめちゃきれいな仕上がり、自分と同じぐらいの歳の大工さんでズバ抜けて上手でしたよ。
さぁいよいよ2日目、大将の大鉋パフォーマンス。平然とひいてますが相当抵抗が強いらしい。てか鉋身どーやって研いでんすか?何か腱鞘炎なっちゃいそう。これだけ幅広の板目材だと反りの力もハンパ無いので補強のサネが必要みたいです。大鉋の重量も相当、スケールがちゃいます。
先生の寸八鉋がズラーリ。手前の削ろう会と銘の入っている鉋身は碓氷健吾氏がうったらしい。先生は殆ど競技には参加されず鉋仕込み方を教えてたり、見学者にガンガン鉋ひかせて楽しんでいました。自分も実際初めて先生の鉋をひかせて頂きまたよ!何と言うか鉋が吸い付く感じ、削り肌もテラッテラ。右の写真が4ミクロンの鉋屑。もうピンとこない数字ですわ、鰹節も真っ青。鉋身、鉋台、砥石、木材、そしてそれを生かしきれる技術があってこそのこの削り屑。屑がその人を語る。
”削ろう会”職人ばかりで固そうなイメージありましたけど実際オープンで互いに技術を認め合い和気あいあいとした雰囲気です。最初自分は緊張しまくってガチガチでしたけど上條先生は変わらず気さくで上松そのままな感じでした。
どーも、一部のマニアの要望により全国各地の米袋を紹介のお時間です。
おそらく正常な方には何の面白みもないです、いやマジで。地味すぎ。ここから先は自己責任だー。
いやはや、今年のお米は少々不作でしたね。平均1反あたり7俵、昨年は豊作で10俵程穫れましたからガックシ。やはり長雨の影響っすかね〜。倒れた稲も多く屑米もわんさか。ではさっそく各地の米袋を紹介しましょー。
これがスタンダードタイプ。稲穂と産地が記されているシンプルなデザインです。
意外や意外、お米大国新潟や秋田もこの様式です。が、ネームバリューのせいかそれでも目立ちますね。
こちらは少々デザインが違います。県形を使用してるのもあり東北に多いのかな?
我が故郷岐阜もちょいかわいい感じ。米袋の様々なキャッチフレーズもみてて楽しい。
最後に俺のお気に入り最高にクールな一枚、青森の米袋。圧倒的なデザインセンスにブルーのカラーがいかす!一目で青森とわかるうえに北国の爽やかさが感じられ、もう米袋だけに収まる器じゃない。世界狙えるって。
とまー様々な米袋があるんです。ちなみに殆ど去年の袋なので今年の米袋はまた違った味なのかな?
やはり地味すぎるのでおまけの一枚。家の近くのアート田んぼ。地元の小学生たちと手で植えたらしく上手に仕上がってます。
おそらく正常な方には何の面白みもないです、いやマジで。地味すぎ。ここから先は自己責任だー。
いやはや、今年のお米は少々不作でしたね。平均1反あたり7俵、昨年は豊作で10俵程穫れましたからガックシ。やはり長雨の影響っすかね〜。倒れた稲も多く屑米もわんさか。ではさっそく各地の米袋を紹介しましょー。
これがスタンダードタイプ。稲穂と産地が記されているシンプルなデザインです。
意外や意外、お米大国新潟や秋田もこの様式です。が、ネームバリューのせいかそれでも目立ちますね。
こちらは少々デザインが違います。県形を使用してるのもあり東北に多いのかな?
我が故郷岐阜もちょいかわいい感じ。米袋の様々なキャッチフレーズもみてて楽しい。
最後に俺のお気に入り最高にクールな一枚、青森の米袋。圧倒的なデザインセンスにブルーのカラーがいかす!一目で青森とわかるうえに北国の爽やかさが感じられ、もう米袋だけに収まる器じゃない。世界狙えるって。
とまー様々な米袋があるんです。ちなみに殆ど去年の袋なので今年の米袋はまた違った味なのかな?
やはり地味すぎるのでおまけの一枚。家の近くのアート田んぼ。地元の小学生たちと手で植えたらしく上手に仕上がってます。
さぁさぁ、これ何だかわかりますか?真ん中の。
唐木に詳しい方なら知っていることでしょう。その独特な模様から「スネークウッド」と呼ばれる木です。蛇っぽいでしょ?原産国は主に南米、希少価値の高い銘木の一種。黒檀の様に非常に硬く刃物泣かせの材料ですわ。(大将でも鉋がけは無理っしょ?)
驚くべきはその価格。杢(木の模様のこと)のでかたで粒米単価は億を超えるといわれるバブリー全開な木。主にステッキ、バイオリンの弓、ナイフの柄、万年筆などに用いられているがやはり値段の桁が変わってくる。特に曲げ木を用いたスネークウッドのステッキは必見だ!どーやりゃあんな曲がるんだ?マニアには垂涎。
このスネークウッド実はもう原木は殆ど切り倒されていてその絶対量に限りがある。木も乱獲にあいゆくゆくは絶滅ということもあるのだあろうか?人間の欲ってのはホント恐ろしい。え?オレ?まーいいじゃないっすか!
スネークウッドの別名はレターウッド。模様が文字を綴ったようにも見えませんか?
(あら、ロマンチックね)
(んー。もういいだろ。飽きたでしょ?)
いえいえ。まだまだお世話になります。今年10回目の白尾です。
ここんとこ雨続き&先月の仕事ラッシュで登山も1ヶ月ぶり。
日焼けしてた肌ももやし色に戻りつつある。やべーやべー。誰にももやしっ子なんて呼ばせない!愛犬メルを連れガテン系兄ちゃんへの旅に出発だ。
スキー場内は草刈りもすでに終わっている。嗚呼、この第七コースにくると思い出す。
昔あるところに一人の少年がいた。通っていた小学校の行事で父兄と一緒にこの頂上から手紙を着けた風船を飛ばすという行事があった。そのころ少年はこの山を登りきると海が広がり、彼方にはアメリカ大陸が一望できるとかたくなに信じていた。かわいい奴ですよ。
まだ低学年だったか、この山はかなりきつかった。登山途中で風船を手放してしまい泣きそうにもなった。しかし少年は希望にみちあふれていた。そう、アメリカが待っているから!(ねーよ。)
無惨なものです。頂上でこの少年に突きつけられた現実は非情だった。忘れもしないこの日です。人生初の挫折を味わったのは・・・。
なんてノスタルジックに浸りながらガンガン攻めるがどーもおかしい。足がついてこない。どうやら相当体力が落ちている。そう、俺はすでにもやし野郎だった様だ。
ブログ野郎改めモヤシ野郎か。悪くないな。冗談だ、認めんぞ。
メルもお疲れの模様。今日はここまでにしておこう。
世間の名所は紅葉が始まりつつあるがこちらはまだまだ。
いえいえ。まだまだお世話になります。今年10回目の白尾です。
ここんとこ雨続き&先月の仕事ラッシュで登山も1ヶ月ぶり。
日焼けしてた肌ももやし色に戻りつつある。やべーやべー。誰にももやしっ子なんて呼ばせない!愛犬メルを連れガテン系兄ちゃんへの旅に出発だ。
スキー場内は草刈りもすでに終わっている。嗚呼、この第七コースにくると思い出す。
昔あるところに一人の少年がいた。通っていた小学校の行事で父兄と一緒にこの頂上から手紙を着けた風船を飛ばすという行事があった。そのころ少年はこの山を登りきると海が広がり、彼方にはアメリカ大陸が一望できるとかたくなに信じていた。かわいい奴ですよ。
まだ低学年だったか、この山はかなりきつかった。登山途中で風船を手放してしまい泣きそうにもなった。しかし少年は希望にみちあふれていた。そう、アメリカが待っているから!(ねーよ。)
無惨なものです。頂上でこの少年に突きつけられた現実は非情だった。忘れもしないこの日です。人生初の挫折を味わったのは・・・。
なんてノスタルジックに浸りながらガンガン攻めるがどーもおかしい。足がついてこない。どうやら相当体力が落ちている。そう、俺はすでにもやし野郎だった様だ。
ブログ野郎改めモヤシ野郎か。悪くないな。冗談だ、認めんぞ。
メルもお疲れの模様。今日はここまでにしておこう。
世間の名所は紅葉が始まりつつあるがこちらはまだまだ。
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
最新TB
プロフィール
HN:
伊三郎
性別:
非公開
趣味:
自然
自己紹介:
銘木を
切れずに飾る
いくじなし
by 伊三郎
切れずに飾る
いくじなし
by 伊三郎
ブログ内検索
最古記事
P R
カウンター
アクセス解析
アクセス解析